昔、この場所には江の島館という旅館があり、福島漁村はその旅館の主人でした。
漁村は、間宮霞軒(中津宮境内に句碑あり)と同じく、恵比寿楼の永野泉山の門下で俳諧・歌学を学び、特に優れた弟子でした。
句碑は、漁村の三回忌である昭和31年(1956年)につくられたものです。旅館はその後、火災により焼失しました。
貝がらも 桜の名あり 島の春
「福島漁村の句碑」の表示説明文より引用
この「福島漁村の句碑」は、江の島大師のすぐそばにあります。