サムエル・コッキングが自宅の庭に植えたもので、昭和8年(1933年)植物分類学者、牧野富太郎博士が命名した名前であります。
この種は、常緑低木で普通のヒイラギとくらべて葉はだ円形でとげがなく先が裏にまいており、つかんでも痛くないというので名付けられたといわれています。
国立科学博物館にも、かつては標本さえなかったといわれ、学術上貴重な存在であります。(藤沢市指定天然記念物)
「ツカミヒイラギ」の表示説明文より引用
一見何の変哲のない樹木です。特に説明されていなければ分からない樹木ですが非常に珍しいようです。藤沢市の指定天然記念物です。