芭蕉の句碑は、握り飯の半面を押しつぶしたような素朴な碑型の河原石で、「潮墳」の碑と称されて観光客に親しまれています。青緑の色濃い自然石を程よく活用して「疑ふな 潮の花も 浦の春 はせを」と彫りこまれたこの句は二見ヶ丘(三重県)での作ですが、ここの自然環境に溶けあっています。
「芭蕉の句碑」の表示説明文より引用
御岩屋道通り沿いの、稚児ヶ淵を見下ろす踊り場にあります。御岩屋道通りは、普段、体を動かしていない方の場合、ちょっと階段がきつい所なので、ここで一休みをするといいでしょうね。