木食上人行場窟

 山ふたつの谷底に、木食上人行場窟と呼ばれる洞窟があります。そのほぼ中央に高さ約1m、幅約80mに扁平石を組み合わせて石廊を築き、その上に石造阿弥陀如来に立像が設置されていました。

 木食とは、五穀(米・麦・アワ・キビ・豆)を絶ち、木の実で生活することです。この修行を木食行といい、木食行をする人たちを木食上人と言いました。

 

                  「木食上人行場窟」の表示説明文より引用

 現在は洞窟に行くことはできないので、写真のみになります。岩場が多い江の島には自然に出来た洞窟があるので、そこを修行場にしたのでしょうね。