(歌碑)
児玉藤園の身まかりける日
讀ける 有朋
越えはまた里やあらむと
頼みてし
杖さへをれぬ老のさかみち
明治の元勲山県有朋が、御祭神の逝去を悼んで詠んだ歌である。この石碑は当初、杉山茂丸が向島の別邸に建てた私祠内にあったが、遷座のとき境内に移された。なお、下段には山県の側近であった政治家芳川顕正が、御祭神と山県とを龍虎に喩えた詩を刻している。
「山県有朋歌碑」の表示説明文より引用
児玉神社の境内の途中にあります。日本陸軍の基礎を築いた「国軍の父」と言われていた方でした。